ミズノプロジェクト始動!

《ミズノさんのお話》

9月30日にミズノさんのお話を聞いて、
来れなかった人に伝えるために話の内容をこのように
まとめました。


まとめている最中には、ミズノさんの事業の多角化は、
日本のスポーツ市場がよくない状況であることや、
スポーツ製品を作る上で不要な資源を廃棄しなければいけないことに対する解決策としての取り組みだと感じていました。


しかし、ゼミやマーケティング論の講義で「ビジョン」という言葉を良く耳にするようになって
今見返してみると、
「スポーツの力で世界を良くする」というビジョンに向かった取り組みなんだ。と考えることができました。

最近は、各講義で同じ単語を耳にしたり、同じ事象を扱ったりすることが増えてきました。

すごぐ子供っぽいですが、社会って繋がってるんだ。。。と実感してます。

《私たちのビジョン》

木製品班は女子だけのグループです。
グループワーク中は少し控えめで「どうしよう。」「どうしたらいんだろう。」と個人個人で詰まってしまっているような感じがします。もっと、みんなが思い切って発言できるように、空気を作れたらなと思っています。


そんな私たちのグループで今回の活動の目的ってなんだろう。と話し合っていくと、

・「愛着」っていう言葉はなんか違う気がするね。


・「誇り」の方がしっくりくるね。


・居酒屋さんでおじさんと「どこ大?」「福大です。」
 「俺も福大やったとよ!」みないな会話よくあるよね。

・そういう「繋がり」ってあるよね。


・そういうのが、「愛着」につながるのかな。


こんな風に重なっていって、
「繋がりの軸」みたいなものを作れたらいいね。
って、まとまったのかな?と私は思いました。

またグループで再確認して、みんなの認識をできるだけ
近づけていければと思います。

《インタビュー》
・インタビュアー
・インタビュイー
・オブザーバー

三人で役割を決めて、7分間インタビューの練習をしました。

私はインタビュイーとして、質問を受けました。
「好きなことは?」をお題に次々と答えていきましたが、

すぐ答えなきゃ。という焦りもありましたし、
インタビュアーが悩んでいる時は、
こう答えたせいで、話が広がらなかったのかな?
という謎の責任感から、自分から話始めてしまいました。
ちょっと恥ずかしい質問には、ちょっと嘘をついてしまったかも。とも思います。


そして、インタビュアーやオブザーバーをしてくれた
2人は、とてもメモが上手だし、笑顔で落ち着いた感じね で聞いてくれたので、焦りながらも心地よかったです。

個々に向いた役割があると思うので、
実際にインタビューする時にも協力してできたらなと思います。

私のともだち


9月24日(火)

講義中の友達を観察しました。
彼女には聴覚障害があり、両耳に補聴器をつけて生活しています。

会話をする際には、補聴器によって聞こえる音と
相手の口の動きを頼りにします。

受講する際には、補聴器と繋がるマイクを使用し音を聞き取り、先生の口の動きが分からなければ内容が理解できないので、いつも前方の席に座ります。

これが、彼女の日常です。

そんな彼女が、ちょっと休憩したいな。という気分の時の受講の様子を観察しました。


9月24日(火)4限 中小企業経営論

前期に同じ教授の中小企業論を受講していたこともあり、講義形式に慣れているためにこの講義はリラックスして受けれるとの事でした。

私たちは、珍しく後方の席に座りました。
この時間はマイクは繋がず、口の動きも気にせずに
教科書と板書のみで彼女は講義を受けました。









板書して、教科書を読んで、スマホをチェックして、スケジュール確認して。

いつもの、私の日常と同じです。普通のことです。


それが、彼女にとっては非日常でオフタイムになる。

今日初めて気が付きました。


彼女の日常を見て、それが彼女の日常であることに
違和感を感じていなかったし、
それを感じさせない彼女の明るい振る舞いに、
とてもパワーを感じました。


きっとまだまだ私には見えていない
彼女が抱えるものがあるのではないかと思い、
普段の生活で困ることを聞いてみると、快く答えてくれました。


・字幕のない映画は見れない
(字幕付き上映期間が短い)
・字幕機能のないレンタルDVDが見れない
(見たくても諦めるしかない)
・生放送が見れない
(字幕がある場合も、速度やタイミングがずれて
理解ができない)
・ラジオが聞けない

・カーナビの音が聞こえない

・受付でアナウンスで呼ばれても気づけない

・電車のアナウンスが聞こえない

・グループでの会話が難しい
(一度に多数の口の動きを見ることができない)


「すぐに思いつくのはこれくらいかな?」と、
1分も経たないうちにたくさん教えてくれました。



今回、行動観察をしてみて

ひとつの商品や物事に埋め込めるサービスって本当にちっぽけで、価値創造しようとすると、
「誰のため」とか「誰のため」とかすごく幅が狭くなるなとおもいました。


商品開発の過程で
限定したり、選定したりする上で、
利用したくてもできない人たちはどのような位置に置かれているんでしょう。。。?

コンセンサスゲーム


前回のゼミではコンセンサスゲームというものを
しました。

「宇宙からの帰還」(NASA)
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あなたの乗った宇宙船が不時着した。320km以上離れた、日の当たっている月面上にある母船とドッキングする予定だったが、船は壊れてしまい残されたのは15品目である。船員の生死は母船に戻れるかどうかにかかっている。そのためには、この状況の中で各品目の重要性を検討しなければならない。
あなたは生存するために、優先順位をつけて並び替えた。その順番を書きなさい。
________________________________________________

まず、自分一人で15品目の優先順位をつけました。



その後、三人で個々の結果を持ち寄り3人の結果が出ました。


自分が付けた優先順位と、NASAが出している優先順位の答えとの差を足したものが点数になります。

私の場合、自分ひとりで出した結果が34点。
3人で出した中間結果が32点。最終結果が34点。

私の結果をそのまま使ったわけではないのに
同じ点数が出たのは少し不思議でしたが、、、


中間結果(考え直す前)のほうが、生き延びる確率が高くなってしまいました。


これって、なんでだろう?

私たちのグループでは、
「これってなんだろ?」というモノを曖昧にしたまま、使い方がわからないもの同士の順位をぐるぐる替えてしまっていたため、このような結果になったのだと思います。


ここで繋がってくるのが、ユーザー理解。

船員がパラシュート用絹布をどうやって使うのか
||
ユーザーはモノにどんな利用状況を持っているのか


これがわからないと、新しいサービスは生まれない。

わからないものは、わからない。で終わらせずに
質問する、調べることが大事です。



→たぶん○○だろう。は除外する!

→わからない中で、状況をクリアにするために
模索する!


講義の最後に、○○する力が求められる。と
森田先生がおっしゃいました。

今の私に必要な○○する力は
とりあえずやってみる力だなぁと思います。

絆創膏を考える

7月5日(金)のゼミは、


右手を骨折して右手を使えない状態で
右腕をけがしてしまった人(ケガ人)が、
左手だけを使って絆創膏を貼るプロセスを観察する。
そして、観察結果をもとに「新しい絆創膏」を考えるというものでした。


グループのうち2人がケガ人となって、順番に
絆創膏の箱を開けるところから腕の傷に貼り終えるまでを実践しました。
その時ケガ人は、ひとつひとつの動きごとに
心の中で思った事(思考)を、口に出さなければなりません。(発話)

これを、「思考発話」といい、
商品の利用状況の理解(ユーザー理解)を深めるのに
重要な役割を果たします。


《行動観察》

ケガ人の行動を観察し、記録したものが


私の記録では、
ひとつひとつのステップの間に空白ができてしまいました。

これは、ひとつのステップに対して何度も発話しているというわけではなく、
多数の発話に伴うステップを見落としているということです。



《感情曲線》


ステップ、事情、発話を時間軸でまとめ、
最後に、感情曲線をかきました。



本来の目的とは少しそれますが、
3つのグループの感情曲線を比べると
男の子よりも女の子の方が浮き沈みが激しいなという印象を受けました。

男の子は、苦労して絆創膏を貼ることができても
感情曲線の0のラインを超えなかったのに対し、
女の子は、絆創膏を貼るという目的を果たすと
その喜びや達成感が露わに曲線によって表現されていました。

このことは、
マーケティング等でペルソナを詳細に決定することに関係しているのかなと思います。



《新しい絆創膏を考える》

ケガ人の行動観察を経て、
私たちのグループが考えたのは
片手でも簡単に貼れるスタンプ式絆創膏です。


私たちのグループでは、
剥がす・貼るのステップで感情曲線が下がっていたので、そのステップをなくしてしまおうという考から思いついたアイディアです。



《お助けロボナース!》


もう一度自分で考えてみようということで。


電気もテレビもAIが消しちゃう時代。
掃除だって料理だって電子機器がこなしちゃう。

なら、絆創膏だって貼ってもらっちゃおう!!

という発想です。


自分で上手く絆創膏を貼れない人には
お助けロボナースが付いてくるよ!というサービスです。

スタンプ式だと押した時に痛いし、
簡単に取り出せても貼る時に失敗するし、

優しく正確に貼ることができる誰かがそばにいてほしい。

そんなときに、お助けロボナースです!


絆創膏自体の形は変えず、
新しい絆創膏の形を考えてみました。

?最悪の旅?②


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今日からお姉ちゃんと2人で夏旅行!

でも飛行機がなぁ。。。

お姉ちゃんが窓側で私が真ん中の席。

隣の座席はなぜかいつもおじさん。

これが姉妹旅行のお決まり。

おじさんって、臭いしなんだか暑苦しいし、

居心地わるいんだよなぁ。

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このストーリーの主人公は、「私」です。

ここからサービスを考えるとなると、
「私」の最悪を解決するという方向に進んでしまう。

それじゃ面白くない。

そこで、

自分なりに「リフレーミング」って何だろう?
という所から繋げていくと、


「この旅で最悪なのは、おじさんかもしれない」

という考えにたどり着きました。


→隣の席が若者だと自分の体臭や容姿が気になる


→おじさんもきっと、周りの目を気にしている


→自分に自信が持てなくなっている?


→歳を重ねて生活が固定化してし、
新しい刺激、体験がないから?


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《おじさんファッションショー!》

このサービスは、加齢の悩みを抱えて
キラキラできないおじさんのための
自己開放サービスです。


コンプレックスを開放し、
好きなものを好きに身につける。
そして、ランウェイを歩く。

そこは、誰にも否定されない空間です。

生活のために働き、守るために隠し、
そのような退屈な日々に

非日常の生活を提供します。

これは、
非日常の提供でもあり、
体験の提供でもあり、
空間の提供でもあり、、、、、です!

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?最悪の旅?①

6月29日(土)

昨日のゼミでは、
最悪の旅ワークショップを行いました。

まず、要点を。

①ユーザーへの共感
ユーザーに共感できるようになると、
ユーザーの立場で物事を想像できるようになる。
自分の提供するサービスへのユーザーの感情を
理解しやすくなる。

②リフレーミング
出来事の枠組みを変えて、出来事に別のもの
見方を与える。
これは、感情的なユーザーの共感を考えるとき
に重要となる。


これらは、デザイン思考の一部であるのこと。


《最悪の旅を考える》

ストーリーを考える上で軸となるのが、
🌳5W1H
(when-where-who-what-how-why)
➕足し算は共感を得ない


私たちのグループが考えた「最悪の旅」は

このストーリーが出来上がるまでの過程が

過程が過程になってないんです。
個々の「最悪」を挙げていったのですが、
時間に迫られると、ハッ!と何かをひらめいた
かのように、

グループのメンバー👧🏻が
「究極の最悪は「死」だよね」と言ったんです。

「旅」って何?「最悪」って何?

ハッ!の瞬間、彼女の知識や経験が巡り巡って
何かにたどり着いた事が、手にとるようにわかりました。

それからは、それまで苦戦していたストーリーづくりも、彼女の中に残っている何かが動き出すように
スラスラ行ったかな、という感覚でした。



今回は、ストーリーとして成り立つようにポイントを加えるなどはしていましたが、周り任せになってしまいました。
次回からは、
より自分を出す。アイディアはハッキリ言う。
この2つを目標にしていきたいと思います。


《サービスを生み出す》

他のグループが作り出したストーリーをもとに
フレーミングし、「最悪」を楽しむサービスを考えました。

回ってきたストーリーは



(わからなかったポイント)

(?)全部の「最悪」の要素から、ひとつ抽出するべ
きなのか。
それとも、ストーリー全体を「ひとつの最悪」
として捉えるべきなのか。

(?)相手のご両親が不機嫌になったことに慌てふた
めいて、つっこんでしまったのか。
それとも、不機嫌であることとつっこんだこと
に関連性はなく、単に個々の「最悪」が重なっ
たという意味なのか。


これらの疑問の解決には、ストーリーを作った
本人たちの感情や感覚を理解しなければならい。

全く別枠なのかもしれないですが、
これもまた、「ユーザーへの共感」を学ぶ上で
感じなければならないことなのかなと思います。


そんな疑問を持ちながら、制限時間内の私たちのグループの精一杯が


反省点は、

・サービス名とサービス内容がマッチングできてい
ない

・面白みのある発想ではあるが非現実的である

・そもそもリフレーミングできているのか怪しい

・でも!笑いが起こったのでうれしかった!



これだけ書くのにすごく時間がかかってしまいました。みんな、どれくらいで書き上げているのかなぁ。








森田ゼミ①-2


6月12日(水)

続きはまた明日。と書いて何日も経ってしまいました。時間ってどうやったら作れるんでしょう。


前回の続きですが、先週の講義内容をまとめたいと思います。


【ビジネスの変化】
⑴デジタルトランスフォーメーション

サービスを売りたい者↔サービスを買いたい者

を、デジタル技術(AIやIoT)でつなぎ合わせ、
安全で効率的な社会をつくる。

(例)Uber
Uberでは、AIがデータを元に分析し、

運転して収入を得たい者↔タクシーを利用したい者

をマッチングさせて、安全で効率的なビジネスを実現させている。

その「データ」は、運転手と乗客の相互評価に基づいたものであり、「安全」や「効率」を生み出しているのは、利用者であると言える。

⑵モノからサービスへ


・G-Dロジック
商品の価値を提供者(企業)が決め、顧客に提供する。商品自体に価値が含まれ、顧客は対価を払うことで、企業と顧客との価値交換を行う。


➡️価値創造


・S-Dロジック
商品は、顧客に利用されてはじめて価値を持つ。商品の価値は顧客と共に生み出すものであり、顧客の利用状況によって価値は異なる。


➡️価値共創


現在のビジネスは、G-DロジックからS-Dロジックの考え方へと変化している。


S-DロジックとUXは深く結びつく(?)


⑶フィンティック

ITと金融を融合したサービス

「ポイントが付くから」という理由で様々な場面でクレジットカードを使ってますが、
全てデータ化されて、見事に企業の経済圏に囲いこまれているんですね。


このままキャッシュレス化が進んだらきっと
お財布なんかも必要ないですよね。

私の中のお財布の価値は、
バイト頑張ってやっと買える高価なものなので
寂しい気もします。


お金はカードやスマホの中にあって

たとえ空っぽでも、お財布は持ち歩こうとおもいます。